ジョージテルクニーハウス
福岡市内、小高い丘のふもとでの計画です。南北に長い敷地形状で、北面道路以外の三面を宅地に囲まれた敷地環境です。光と風を各部屋に与えるには、ボリュームを切り離す展開が必要となりました。中庭を囲い、家族の気配が感じ取れる距離感を保ちながら、数個の箱でボリュームを検討しました。最終的に、異なる機能を持たせた２層の黒い箱４つを独立して配し、これを白いスラブや箱でつなげるプランとなりました。
ファサードは、プライバシーを保つために門型フレームとし、足を踏み込むと、施主とスタジオと私どもで植樹した中庭が開き、玄関につながるアプローチとしました。あふれる光と心地よい風が通り抜ける自然と共生した快適な住まいとなっています。
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